クリスティの辺りの記事が間違っていました。出来ませんでした。ご指摘ありがとうございました。 現在は訂正して追記してあります。 去年の8月末にサポート終了を発表した「
フォース・オブ・ウィルTCG 」
第一弾スターターの発売が2012年の10月末ですので、約10ヶ月でのサービス終了となったゲームでした。
Force of Will サポート休止のご案内 その後、海外でエラッタやルールの不備を調整した「英語版」が販売されました。
それが、海外で人気を博したようで、日本でも第4弾の発売を機に活動が再開されました。
ちなみに
第4弾は全世界同時発売! 日本語、英語、イタリア語が作成されたようです。
第4弾は「グリムクラスタ第1弾」として、世界の童話をモチーフに作成されており、赤ずきんちゃんやシンデレラなどのキャラクターが収録されています。今年1年は童話関係で作られるようです。
しかも、
9/27・28で開催される世界選手権 では、第4弾限定構築戦になっていますので、今からでも世界チャンピオンも夢ではありません。
では、1~3弾は切り捨てなの?とお思いでしょうが、いわゆるショップ大会は各代理店にある程度裁量が任されているので、代理店ごとになってしまいますが、当店では4弾から入っている方がほとんどですので、当分の間は4弾限定環境で大会を開催していくと思います。
さらにメガマスタールールといって、3パックだけでシールド戦やブースタードラフト戦も可能なので、簡単に始めやすいという点も良いです。
で、いまここまで読んでいただいて、少しでも興味を持っていただいた方は、是非「
FOWを遊ぶ鳥籠 」様の「
FOWを始めるに当たって 」と「
FOWのルール説明 」、「
FOWのルール説明パート2 」をお読みになってください。かなり分かりやすい説明になっています。このゲームの流れが把握できると思います。
説明を他のブログに任せているってことは、じゃあ、このブログでは何を書くの?となりますが、このブログでは
総合ルール を読み砕いて、気づきにくいルールや他のカードゲームと違う点、覚えておいて損はない程度のことを書いていきます。
まず、
総合ルールとはなんぞや? ということを書かないといけませんね。
皆さんはカードのルールを覚えるときに、どうしますか?
スターターに付いてくるようなルールブックを読んだり、既に遊んでいる人から聞いたりしますよね?
カードゲームを始める場合はその方法で問題無いと思います。
ただ、ゲームをやっていると「あれ?これって厳密にタイミングいつ?このカードがあるときに、このカードをこのタイミングで出した場合、どっちが先に解決されるの?」とか、これもよくある話。
そういう時に、総合ルールがあるとそこを見ると事細かに書いてある、「細かく書いてあるルールブック」と言って構わないと思います。
普段遊ぶ分には読む必要な無いと思いますが、疑問に思ったり、権利戦に出たりする場合は、読んでおいたほうがいいと思います。
※カードゲームによってはこの「総合ルール」が無く、「カードごとのQ&A」で対応しているゲームもあります。
※どっちが良い悪いではなく、「総合ルール」があった方が、いわゆる「裏ルール」が無くなるので助かる。
まあ、長々と余計なものを書いてしまいましたが、やっと本題に行きます。
文章内の省略は無いですが、余計な文などは省略させていただきました。
省略させていただいたところは、必要ないというわけではないので、これで興味を持たれたら是非全文目を通してください。知らなかったルールとかありますよ。
1.3. ゲームの勝利条件 ・ 両方のプレイヤーが同時に敗北条件を満たしている場合、以下の優先順位で勝利プレイヤーを決めます。 2. 自分のメインデッキのカードの枚数が相手よりも多いプレイヤーがゲームに勝利します。 上記の条件がすべて等しい場合、ゲームは引き分けで終了します。
両方同時にライフが0になっても、引き分けません。 これは他のTCGには無いよな気がします。 ちなみに「1.」は選択ルールでの決定の仕方でしたので省略しました。 1.5. ゲームの基礎用語 ・ ライフポイントは 100 を単位として増減を行います。任意の点数のライフポイントを支払う事が求められる場合、100 を単位とした点数を選択します。ライフポイントの半減等によりライフポイントに 100 未満の端数が出る場合、その端数を切り上げた値を最終的なライフポイントとします。
例えば現在のライフが1700で「ライフ半分になーれ」とされたら、850になるので100未満の端数を切り上げて「900」になるということです。 3.9. 墓地 ・ 墓地は各プレイヤーが 1 つずつ自分に属するものを有し、公開領域で、カードの順番が管理されます。置かれた順番がより新しいカードが、墓地では上に置かれます。
墓地の順番は決まってます。勝手にシャッフルしたり順番を変えたりしてはいけません。 でも4弾に墓地の順番を参照するカード(◯◯が△枚目の時)が無いので、順番が変わったからといってゲームには支障なさそうなので、即座に負けたり、警告が出たりはしないとは思いますが、ルールですので覚えていた方がいいと思います。 7.2. アディションのプレイ ・ プレイヤーは、自分の場にある[アディション:フィールド]と同名のカードをプレイできません。何らかの理由である場にある[アディション:フィールド]と同名のカードがその場に置かれる場合、代わりにそれは置かれず、それがチェイスエリアからおかれる場合は持ち主の墓地に、そうでない場合はそれが現在ある領域に置かれます。
これは、他のTCGをやっていると違和感があるルール。 何故フィールドだけなのか?よく分かりませんが、同名フィールドは自分の場に1枚です。 7.6. [スペル:詠唱待機]の配置 ・ ターンプレイヤーは、自分に優先権があり、メインフェイズであり、チェイスエリアが空の場合に、自分の手札にある[スペル:詠唱待機]カードを[2]を支払って自分の詠唱待機エリアに裏向きに置くことができます。 ・ この行動はチェイスエリアを使用せず、行動時に直接カードを配置します。
これは詠唱待機の配置コストを忘れがちなので、記載しておきました。 あと、詠唱待機を配置するときはチェイスを使わないので、優先権を放棄しませんよ。 8. バトルの処理 8.2. 攻撃宣言ステップ 攻撃する場合、以下を選択します。 ・ 攻撃を行う自分のリカバー状態の、このターンの最初から継続して自分の場に存在する〈J/リゾネイター〉1体。このとき、その条件を満たす、何らかの効果により攻撃をしなければいけない自分の〈J/リゾネイター〉がいる場合、そのうち 1 体を選択する義務があります。 ・ 攻撃目標としての、相手プレイヤーまたは相手の場にあるレスト状態の〈J/リゾネイター〉1体。 ・ 攻撃を行う自分の〈J/リゾネイター〉をレストします。攻撃を行うために必要な行動がある場合、ここで実行します。それが実行できない場合、この攻撃は行えず、攻撃するかパスをするかの選択までゲームの状況が戻されます。これ以降、この〈J/リゾネイター〉は攻撃を行っている〈J/リゾネイター〉となります。 8.3. ブロック宣言ステップ ・ 非ターンプレイヤーは、ブロックするかパスをするかを選択します。ブロックする場合、その攻撃しているカードをブロックできる自分のリカバー状態の〈J/リゾネイター〉1体を選択します。 ・ ブロックする場合、ブロックを行う〈J/リゾネイター〉として、自分の攻撃目標でない〈J/リゾネイター〉をレストします。ブロックを行うために必要な行動がある場合、ここで実行します。それが実行できない場合、このブロックは行えず、ブロックするかパスをするかの選択までゲームの状況が戻されます。これ以降、この〈J/リゾネイター〉はブロックを行っている〈J/リゾネイター〉となります。 ・ これ以降、ブロックしている〈J/リゾネイター〉がいるかぎり、攻撃している〈J/リゾネイター〉とブロックしている〈J/リゾネイター〉は互いのカードと戦闘を行っている状態になります。ブロックしている〈J/リゾネイター〉がいない場合、攻撃している〈J/リゾネイター〉と攻撃目標に選ばれている〈J/リゾネイター〉は互いのカードと戦闘を行っている状態になります。
まあ、色々書いてありますが、攻撃側はターンの最初からいるリカバー状態の〈J/リゾネイター〉1体をレストして攻撃できます。 攻撃目標はプレイヤーかレスト状態の〈J/リゾネイター〉1体。 防御側はブロックするか本体で受けるか決める。 ブロックはリカバー状態の〈J/リゾネイター〉1体をレストしてブロックする。 その場合、以降はブロック状態の〈J/リゾネイター〉と攻撃〈J/リゾネイター〉が戦闘することになります。 8.4. 先制戦闘判定ステップ ・ 攻撃している〈J/リゾネイター〉が[先制攻撃]を持つなら、それは以下に従って、自身の攻撃力に等しいダメージを与えます。 ・ ブロックしている〈J/リゾネイター〉が存在する場合、その〈J/リゾネイター〉にダメージを与えます。 ・ ブロックしている〈J/リゾネイター〉が存在しない場合、攻撃している〈J/リゾネイター〉が攻撃宣言ステップに選択した攻撃目標にダメージを与えます。
[先制攻撃]は攻撃時だけ。防御時は通常のタイミングでダメージを与える。 [先制攻撃]は先にダメージを与えるで大体大丈夫。 9.5. 条件能力 ・ 〈J/リゾネイター〉が持つ条件能力のうち、そのプレイの際に求められる行動に[レストマーク]が含まれる場合、それはその〈J/リゾネイター〉がターンの開始時から自分の場にある場合にのみプレイできます。
「ターンの開始時」であって「自分のターンの開始時」では無いことに注意。 出した自分のターンでは使えないけど、エンドして相手のターンになったら使えます。 12.1. 敗北処理 ・ 直前のルール処理以降に、ドローフェイズにメインデッキからカードを引くことが求められ、必要な枚数のカードが引けなかったプレイヤーがいる場合、そのプレイヤーはルール処理によりゲームに敗北します。
ドローフェイズにカードを引けないと負けなので、メインフェイズなどで引けなくても負けません! その他にも色々とルールが書いてありますが、他のTCGとの違いはこんなものでしょうか?
先ほど、指摘がありまして、斜線の部分はタイミング的に出来ません。 総合ルールとは関係が無いのですが、先ほど対戦をしていたら気づいたことがあるので、書き記しておきます。 「疾風の追跡者 クリスティ」の下の条件効果の話です。 これ、後攻を取ると最初の自分のターンのドローフェイズのドロー前なら、能力を使用できるということです。 ここで、総合ルールのドローフェイズの項を確認してみましょう 5.1. ドローフェイズ (省略なし) ・ ‘ターン開始時’、‘ドローフェイズ開始時’、およびこれがゲームの最初のターンである場合‘ゲーム開始時’の誘発条件が発生します。 ・ ターンプレイヤーに優先権が与えられ、優先権処理を実行します。 ・ ターンプレイヤーは自分のメインデッキからカードを 1 枚ドローします。ただし、これがゲームの最初のターンである場合、ターンプレイヤーはこの処理を行いません。 ・ ターンプレイヤーに優先権が与えられ、優先権処理を実行します。
つまり、先攻のターンが終わって、自分のターンが来ます。 ↓ ドローフェイズのドロー前の優先権処理の時にクリスティの下の効果を使います。 ↓ 初手が5枚なので、確実に1ドローできます。 ↓ その後、本来のドローをします。 この後にリカバリーフェイズが来ますので、先ほど使ったクリスティはリカバーされ、メインフェイズにコールが出来るようになります。 これは知っていると序盤が有利に展開できますので、是非覚えて帰ってください。 実は先攻1ターン目でも可能なのですが、先攻1ターン目はリカバリーフェイズがスキップするので、メインフェイズにコールが出来ず、序盤の行動ができなくなってしまいます。 先攻1ターン目に行動しなかった場合は、先攻2ターン目に同じことが出来ますので、クリスティをルーラーに使う場合は覚えておいて損はないと思います。 このプレイも総合ルールを読んで優先権のタイミングを把握していたので気づきました。5.2. リカバリーフェイズ ・ 現在がそのプレイヤーの最初のターンである場合、リカバリフェイズを飛ばします。
とあるように、プレイヤーの(先攻後攻関係なく)最初のターンである場合、リカバリーフェイズを飛ばします。
つまり、ルーラー能力は使えてもリカバリーフェイズが飛ぶので、ルーラーがリカバー出来ません。
でも、先攻1ターン目に行動出来なくて、先攻2ターン目には使えるよね?
ドヤ顔して、記事書いていた過去の自分のところに行って ぶん殴ってやりたい。 教えてやりたい。 このように総合ルールは細かいプレイが可能になります。もし出来なくても、それが
可能か不可能か 調べることが出来、便利です。
こちらの記事で興味を持っていただいたり、「
FOWを遊ぶ鳥籠 」さんのページで興味を持っていただいたら是非お手に取っていただきたいと思います。
新潟の方でしたら当店である程度フォローできますし、他都道府県の方はそれぞれ
代理店 にお問い合わせいただければと思います。
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2014/09/19(金) 21:35:36 |
FoW
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